ランドセルの選び方は?基礎知識などについてのよくある疑問や解決策をご紹介

馬革素材のランドセルにはどんな特徴がある?

馬革素材のランドセルと言えばコードバンに他なりません。
コードバンは本物の馬の皮から作られる天然皮革で、馬のお尻の皮の内側にある2mmほどの固い繊維質の層を言います。
一頭からわずかしか取れない革で、独特の美しい輝きを放つ特徴があるため「革のダイヤモンド」と言われています。
コードバンは繊維が緻密であり、滑らかな手触りで素材のきめが細かく艶のあるランドセルになります。
加工方法によって見た目が変わるため、艶のあるピカピカしたタイプや、マットな艶無しのものなど、様々なタイプがあります。
天然皮革となるため色味は落ち着いたものが多く、高級感のあるランドセルになります。
コードバンは先述した通り硬く丈夫な革ですので、型崩れしにくく6年間きれいな状態で使うことができます。
劣化しにくく擦れや傷に強く、しわになりにくい素材で、牛革の3倍の強度があると言われています。
丈夫なコードバンのランドセルは、小学校で6年間という長い時間毎日使うかばんにぴったりと言えるでしょう。

ランドセルを長持ちさせるためには強度が大切

ランドセルは小学校卒業までの6年間使用する可能性があるので、強度の確認は重要です。
活発で運動量が多い小学生が使うため、部品が破損すると肩や背中に負担をかけてしまったり、姿勢を悪くする原因ともなります。
ランドセル全体の耐久性は素材によって大きく変わり、コードバンや牛革のような天然皮革は特に丈夫です。
それ以外の素材でも、メーカーが厳しい品質基準を設け耐久性を保証しているところもあります。
部品の中で特に注目したいのは、ランドセルの重さを支える肩ベルトです。
背負った際に大きな負荷がかかるため、作りが甘いとすぐに傷んでしまったり、肩ベルトが切れたり取れてしまうこともあります。
同じく肩ベルトを支える背カンも、負荷がかかることから頑丈な作りであることが大切です。
ほかにも、擦れることが多いコーナー部分は、補強や強化素材が使われていると劣化しにくくなります。
大マチは強度が低いと型崩れの原因となるため、型崩れ防止の補強や丈夫かつ柔軟性のある芯材が入っているタイプがおすすめです。

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ランドセル選びで大切なこと

ランドセルは小学校の6年間を通して使う、大事なものとなります。途中で買い替えることもあまりないものなので、慎重に選びたいところです。小さいころに選んだものが成長したときに合わなくなる可能性もありますので、色合いやデザインも慎重に選びたいところです。見た目の良さで選ぶことも大事ですが、機能性に優れているものであることも大切です子供が背負って負担にならないか、収納力に問題はないかじっくりと比較して最適なものを選んでいきましょう。

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